阿波藍の末裔
Posted at 07/06/16

日本の藍染めの原料は、大方タデ科のアイを使う。
(他の科の植物を使う地域もある)
このタデアイは、以前阿波藍の種を譲っていただき、
その種から何世代もうちで続いているものだ。
タデアイは1年草で、とった種は翌年以降は発芽しないそうなので、
毎年植え続けなければ、途絶えてしまう。
ここ数年は積極的に植えたりしていなかったので、
昨年とうとう途絶えてしまったかと思っていた。
生えていたのも花が咲いたのも見なかったからだ。
しかし今年も庭の片隅で見つけたので、
きっとひそかにあったのだろう。
今年はちゃんと育てようと思い、移植した。
本来の阿波藍の種は、
毎年産地から取り寄せなければならないそうだ。
数百メートル以内に雑草のタデ科の植物があると、
交雑してしまうからだそうだ。
この範囲は、花粉を運ぶ虫の飛行距離らしい。
だからこのタデアイは、もう阿波藍とは呼べないので、
末裔と呼ぶことにした。
しかしまだ藍の成分は少しは含まれているようで、
葉の枯れた部分が紺色になっている。
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